庭造りを始めようと思っても、どんな道具が必要なのかって悩みますよね。私も最初は何から揃えればいいのか分からず、困った経験があります。
特に初心者さんは「これって本当に必要?」「予算はどれくらい?」という疑問をお持ちのはず。
まずは要点だけをまとめると……
- 庭造りには「必須アイテム」と「あると便利なアイテム」がある
- 基本セットは1万円台から揃えられる
- 道具選びは庭の広さや植える植物に合わせるのがポイント
「でも、何から買えばいいの?」って思いませんか?ご安心を。この記事では、これから庭造りを始めるあなたに向けて、必須の園芸グッズから便利アイテムまで、私の経験も交えながら詳しくご紹介します。
それでは、具体的な園芸グッズを見ていきましょう!
庭造りに必須な園芸グッズ10選の一覧
庭造りを始めるなら、まずはこれだけは揃えておきたい基本アイテムがあります。私も最初はこれらを揃えることから始めました。
基本中の基本、いわば庭師の必須装備です。
カテゴリー | アイテム名 | 価格帯 |
---|---|---|
土作業用 | スコップ・シャベル | 1,000~3,000円 |
手袋(ガーデングローブ) | 500~2,000円 | |
植物のケア用 | 園芸用はさみ(剪定ばさみ) | 2,000~5,000円 |
ジョウロ | 500~3,000円 | |
作業補助用 | 散水ホース | 2,000~10,000円 |
土ふるい | 1,000~3,000円 | |
その他 | カート・一輪車 | 5,000~15,000円 |
コンポスター | 3,000~10,000円 | |
ネット類 | 500~2,000円 | |
作業用ブーツ・シューズ | 1,500~5,000円 |
これらのアイテムは、プロの庭師さんから家庭菜園を楽しむ初心者まで、幅広く使われる基本中の基本。質の良いものを選べば長く使えるので、最初の投資と考えるといいですよ。
特に毎日使うものは少し良いものを選ぶのがおすすめです。
庭造りに必須な園芸グッズ10選の詳細(用途や価格)
基本の園芸グッズについて、もっと詳しく知りたいですよね。私も最初は「この道具で何ができるの?」と迷いながら選んでいました。それぞれのアイテムがどんな場面で活躍するのか、実際の使い方とともに解説します。
土を扱うための必須アイテム
庭造りの基本は土づくりから。土との格闘は避けて通れません。特に初めての庭づくりでは、土の状態を整えるのに多くの時間を費やすことになります。
- スコップ・シャベル:種類によって使い分けが必要
- 土ふるい:良質な土作りに欠かせない道具
- 手袋(ガーデングローブ):手を保護する必需品
スコップやシャベルは庭づくりの要。特に剣スコップは固い地面を掘り起こしたり、根を切ったりするのに最適です。一方、角スコップは土をすくって移動したり、表面を均したりするのに便利。価格は1,000〜3,000円程度ですが、柄の素材や刃の強度によって値段が変わります。安すぎるものは壊れやすいので、中級品を選ぶのがおすすめ。
土ふるいは、土の中の小石やゴミを取り除くために使います。特に種まきや苗の植え付けには、均一な土が大切。1,000〜3,000円程度で購入できますが、100均の物でも代用可能です。私は最初100均のものを使っていましたが、広い面積を扱うようになってから専用のものに切り替えました。
植物のケアに欠かせないアイテム
植物を健やかに育てるためには、適切なケアが必要です。特に水やりと剪定は日常的な作業となります。
- 園芸用はさみ(剪定ばさみ):植物の形を整える必須ツール
- ジョウロ:水やりの基本道具
- 散水ホース:広い範囲の水やりに便利
園芸用はさみは、植物の枝や茎を切るために使います。2,000〜5,000円程度と値が張りますが、良い剪定ばさみは切れ味が長持ちし、手首への負担も少ないのが特徴。私は最初安物を買って後悔しました。すぐに切れなくなってしまったんです。今は中級品(3,500円程度)を使っていますが、3年経った今でも現役です。
ジョウロは水やりの定番道具。500〜3,000円程度で、素材やデザイン、容量によって価格が変わります。注目したいのは注ぎ口の形状。細口タイプは小さな鉢植えに、ハス口は広い範囲にまんべんなく水をやるのに適しています。私はプラスチック製と金属製の2種類を使い分けています。どちらも一長一短がありますね。
作業を効率化する運搬・管理用具
庭が広くなるほど必要になってくるのが、効率的に作業するためのアイテムです。特に土や肥料などの重いものを運ぶときに役立ちます。
- カート・一輪車:重い資材の運搬に
- コンポスター:庭のゴミを肥料に変える魔法の箱
- ネット類:つる植物の誘引や害虫対策に
- 作業用ブーツ・シューズ:足元を守る必須アイテム
カートや一輪車は、土や肥料、苗などを運ぶのに便利です。5,000〜15,000円と高めですが、広い庭や傾斜のある場所では腰痛防止にもなる優れもの。私は折りたたみ式のカートを使っていますが、使わないときはコンパクトに収納できるのが気に入っています。
コンポスターは落ち葉や剪定枝などを堆肥に変える容器。3,000〜10,000円程度で購入できます。エコな庭づくりには欠かせないアイテムで、循環型の庭づくりを目指す方にはぜひおすすめしたいです。
私のコンポスターでは、春と秋に出る大量の落ち葉が翌年には良質な腐葉土に変わっています。コスト削減にもなる優れもの。
庭造りにあったら便利な園芸グッズ11選の一覧
基本アイテムに加えて、あると作業効率や快適さがグンと上がる便利グッズがあります。これらは必須ではありませんが、庭づくりをより楽しく、より効率的にしてくれる優れものばかり。
私の「買って良かった」リストの上位です。
カテゴリー | アイテム名 | 価格帯 |
---|---|---|
収納・作業効率向上 | ツールバッグ | 2,000〜4,000円 |
屋外用収納ボックス | 3,000〜5,000円 | |
ガーデントラッグ | 5,000〜10,000円 | |
植栽・メンテナンス | プロ仕様鍬 | 5,000〜15,000円 |
水やり・除草 | ノズル付きホース | 1,000〜8,000円 |
畜圧式噴霧器 | 1,000〜8,000円 | |
作業支援ツール | 多機能エプロン | 3,000〜6,000円 |
浅型バケツ | 500〜1,500円 | |
園芸用ブラシセット | 800〜2,000円 | |
装備・保護 | 防草シート | 999円/㎡〜 |
特殊ツール | 菊堂 鋼付鎌 | 1,730円〜 |
これらのアイテムは、庭づくりの経験を重ねるうちに「あったら便利だな」と感じて追加していくことが多いです。最初から全部揃える必要はありませんが、自分の庭の状況や作業スタイルに合わせて徐々に増やしていくのがおすすめです。
特に収納や運搬関連のグッズは作業効率を大幅にアップさせてくれますよ。
庭造りにあったら便利な園芸グッズ11選の詳細(用途や価格)
便利アイテムについてもっと詳しく知りたいですよね。これらのアイテムは、庭づくりをワンランク上の体験にしてくれます。どんな場面で役立つのか、具体的な用途とともに解説します。
収納・作業効率を高めるアイテム
散らかりがちな庭道具をスマートに収納し、効率よく作業するためのアイテムは、庭づくりをより快適にしてくれます。
- ツールバッグ:道具をまとめて持ち運べる便利バッグ
- 屋外用収納ボックス:庭道具の保管に最適
- ガーデントラッグ:草花や土の運搬に便利
ツールバッグは、よく使う道具をひとまとめにして持ち運べる便利アイテム。スエードレザー製の高級品は価格が張りますが、ウエストベルトに通して使えるタイプは両手が空くのでとても便利です。
私はデニム生地の中程度の価格帯のものを使っていますが、剪定ばさみやグローブなどをサッと取り出せるので、庭のあちこちを移動しながら作業するときに重宝しています。
屋外用収納ボックスは、3,000〜5,000円程度で購入できるプラスチック製のものから、木製の高級品まで様々。無印良品のポリプロピレン製はスタッキング可能で、休憩時の椅子代わりにもなるという一石二鳥のアイテム。折りたたみ式のキューブタイプなら、使わないときはコンパクトに収納できるのも魅力です。
植栽・メンテナンスを助けるプロ級ツール
より本格的な庭づくりを目指すなら、プロも使う高品質なツールがあると心強いです。
- プロ仕様鍬:鍛冶屋製作の本格園芸道具
プロ仕様鍬は5,000〜15,000円と高価ですが、鍛冶屋が一つ一つ丁寧に製作した本格的な道具は使い心地が全く違います。特に土起こしや溝掘りなど、力を入れる作業では道具の質が作業効率に直結します。
私は園芸歴5年目に思い切って購入しましたが、「もっと早く買えばよかった!」と感じるほどの違いでした。柄の長さや重さ、バランスが絶妙で、長時間の作業でも疲れにくいんです。
水やり・除草をラクにするアイテム
庭づくりの日常作業である水やりと除草をより効率的に行うためのアイテムは、地味ながら大活躍します。
- ノズル付きホース:水圧調整で多様な水やりが可能
- 畜圧式噴霧器:液体肥料や消毒液の散布に
- 菊堂 鋼付鎌:草削りに特化した特殊工具
ノズル付きホースは水圧を調整できるので、繊細な草花から頑丈な木まで、植物に合わせた水やりができます。1,000〜8,000円程度で、伸縮性のあるタイプやリール式など種類も豊富。私は伸縮するホースを使っていますが、使わないときはコンパクトになるのでスッキリ収納できて便利です。
畜圧式噴霧器は液体肥料や消毒液を霧状にして散布できる便利なアイテム。1,000〜8,000円程度で、容量や素材によって価格が変わります。広範囲に均一に散布できるので、肥料ムラや薬剤ムラが出にくいのが大きなメリットです。特に大きな樹木の葉面散布など、手が届きにくい場所への作業には欠かせません。
作業をサポートする補助ツール
長時間の庭作業をより快適に、より効率的にするためのサポートアイテムも見逃せません。
- 多機能エプロン:ツールを携帯しながら作業できる
- 浅型バケツ:植え替え時の仮置き場として便利
- 園芸用ブラシセット:道具の手入れに
多機能エプロンは、ジュート素材製で首の長さが調節可能なタイプが使いやすいです。3,000〜6,000円程度と少々お高めですが、作業中に必要な小物をすぐ取り出せる多数のポケット付きで、効率的に作業できます。DIYにも兼用できるので、庭だけでなく家のあちこちの修繕作業にも活躍します。
浅型バケツは植え替え時の土の仮置き場として、また収穫した野菜や花を入れる容器としても便利。500〜1,500円程度と手頃な価格ながら、軽量で取り回しやすいのが特徴です。私は色違いで数個持っていますが、用途別に分けて使うことで作業がスムーズになりました。
庭造りに必要な園芸用品のまとめ
庭造りに必要な園芸用品について、基本のアイテムから便利グッズまで幅広くご紹介してきました。あらためて重要なポイントをまとめると…
- 初めての庭造りには基本10アイテムを優先的に揃える
- 使用頻度の高い道具は少し良いものを選ぶと長く使える
- 便利グッズは庭の状況や作業内容に合わせて徐々に追加していく
庭造りは道具選びから始まります。最初は基本アイテムだけでOK。無理に全部揃える必要はありません。私も最初は必須アイテムだけで始めて、徐々に便利グッズを増やしていきました。
大切なのは、自分の庭の広さや育てたい植物に合わせた道具選び。たとえば小さな庭なら、コンパクトサイズの道具がおすすめ。樹木が多い庭なら、剪定道具にこだわるといいでしょう。
庭造りに必要な園芸用品は、あなたと植物をつなぐ大切な仲介役。良い道具と共に、素敵な庭づくりを楽しんでくださいね!
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