0からスタート!庭造りの進め方を初心者向けにステップバイステップで解説

0からスタート!庭造りの進め方を初心者向けにステップバイステップで解説 入門編

※当記事にはプロモーションが含まれています

庭造りを始めようと思ったけど、何から手をつければいいのか分からない…なんてお悩みではありませんか?私も最初は全く知識がなくて、いきなり植物を買ってきて植えたら、すぐに枯らしてしまった失敗経験があるんです。

でも大丈夫!今日はそんな初心者さんでも安心して始められる庭造りの進め方をご紹介しますね。

まず要点だけをまとめると……

  • 庭造りは事前の計画が9割!環境条件のチェックが成功の鍵
  • 庭のコンセプトを決めてから素材や植物を選ぶとブレがない
  • 初心者さんは簡単な花壇作りから始めるのがおすすめ

「でも専門知識がないし、センスもないから難しそう…」って思ってませんか?そんなことないんですよ。

この記事では、庭造りの基本的な進め方からコツまで、誰でも真似できる具体的な方法をたっぷりご紹介します。私も最初は全くの素人だったけど、少しずつ試行錯誤しながら素敵な庭を作れるようになりました。

それじゃあ、理想の庭を一緒に作っていきましょう!

庭造りの進め方【一覧表】

庭造りの進め方

庭造りって何から始めたらいいの?どんな順番で進めるの?まずは全体像を把握するのが大切なんです。以下の表で庭造りの基本ステップを確認してみましょう。

ステップ 内容 重要ポイント
1. コンセプト設計 庭のスタイルと目的を決定 家族の希望や住宅の外観と合わせる
2. 環境条件確認 日照・土壌・風通しなどの分析 植物選びの大前提となる情報収集
3. 花壇/植栽エリア作成 場所選定と土壌改良 水はけを良くして植物が育ちやすい環境に
4. ハードスケープ追加 小道・装飾アイテム・デッキなどの設置 動線と機能性を考慮した配置
5. 植物選択と植栽 環境に合った植物を選び植える 初心者は丈夫で育てやすい種類から

この表を見れば、庭造りの全体の流れがイメージできますよね。実は庭造りって、この5ステップを順番に進めていくだけなんです。特に最初の「コンセプト設計」と「環境条件確認」をしっかりやっておくと、後の作業がスムーズに進みます。

私も最初はいきなり植物を買ってきて植えるところから始めちゃって大失敗!順番通りに進めることで、後悔のない庭づくりができるようになりました。

それでは具体的な手順を詳しく見ていきましょう!

庭造りの手順をステップバイステップで解説

庭造りの手順をステップバイステップで解説

庭造りって何となくやり始めるとあとから「こうすればよかった」と後悔することが多いんです。私も最初はそうでした。

でもステップごとに丁寧に進めていけば、初心者さんでも素敵な庭が作れますよ。それでは具体的な手順を詳しく解説していきますね。

ステップ1:庭のコンセプトを決める

まず最初に考えるべきなのは、「どんな庭にしたいか」というビジョン。これが庭づくりの羅針盤になります。

  • 庭の目的を明確にする(リラックス空間・家庭菜園・花を楽しむなど)
  • 家族全員の希望を聞いてテーマを言語化する
  • 住宅の外観や街並みとの調和を考える
  • 簡単なスケッチで配置イメージを可視化する

私の場合は「休日に家族でバーベキューができてお花も楽しめるナチュラルガーデン」というコンセプトに決めました。最初は欲張りすぎるかな?と思ったけど、目的を明確にしておくことで素材選びや配置に迷わなくなったんです。

特に建物との調和は大切ポイント。和風住宅なのに極端に洋風な庭にすると違和感が出ちゃいます。我が家は木の素材を活かした外観だったので、レンガや天然石を使ったナチュラルな雰囲気に統一しました。

また、簡単な図面を描くことで家族とイメージを共有できるので、スマホのアプリなどを使って配置図を作ってみると良いですよ。私は方眼紙に鉛筆で描いただけの簡単なものでしたが、それでも十分役立ちました!

※庭のスタイル(タイプ)の具体的な案は以下の記事が参考になるかと思います。

どんな庭が好み?「洋風」・「和モダン」・「ナチュラル」ガーデンの魅力やメリットとデメリット
「洋風」「和モダン」「ナチュラル」ガーデンのメリットとデメリットを徹底解説!庭造りを始める前に知っておきたい各スタイルの特徴や維持管理の手間、コストまで実体験をもとに紹介します。あなたのライフスタイルに合った庭づくりのヒントが満載です。

ステップ2:環境条件をチェックする

庭の環境を知ることは、植物選びの成功率を高める最重要ポイント です。特に日当たりと水はけは絶対にチェックしておきましょう。

  • 日照条件を朝・昼・夕方と時間帯別に観察記録する
  • 土壌の質と水はけを確認する(穴を掘って水を入れるテスト)
  • 風通しや周辺建物の影響をチェックする
  • 微気候(建物の熱影響や季節変化)を把握する

私が最初に失敗したのは、この環境チェックをしっかりやらなかったこと。「日当たりがいい」と思って植えた植物が、実は夏場の西日で弱ってしまったんです。

特に日照は季節によって大きく変わるので、できれば数ヶ月かけて観察するのがベスト。急ぐなら、朝9時・昼12時・夕方3時の3回、庭の日当たりを写真に撮っておくと良いでしょう。我が家では、この写真をもとに庭をゾーン分けし、「終日日なた」「午前のみ日なた」「半日陰」「日陰」と分類しました。

土壌チェックも簡単にできますよ。20cmほど穴を掘って1リットルの水を入れ、2時間後の浸透状況を見るだけ。すぐに水が引けば排水性は良好、水が残るなら水はけ改善が必要です。

この環境チェックをしっかりやっておくと、植物選びが格段に楽になります。植物にとって適した環境を知ることが、育てる苦労を減らす最大の秘訣なんです。

ステップ3:花壇・植栽エリアを作る

さあ、いよいよ実際の作業に入ります。まずは植物を植える場所を作りましょう。

  • 植物の日照要求に合わせて最適な場所を選ぶ
  • 腐葉土や堆肥を使って土壌改良を行う
  • レンガや石で縁取りして花壇の境界を作る
  • 背の高い植物を奥に配置する階層構造を考える

花壇作りで大切なのは、水はけです。植物の多くは「湿り気はあるけど水が溜まらない」環境を好みます。だから、最初に土壌改良をしっかりやっておきましょう。

我が家では市販の培養土に赤玉土を3割ほど混ぜ、さらに腐葉土も加えました。これで水はけと保水性のバランスが取れた土になります。ホームセンターの園芸コーナーで相談すると、地域の土壌に合わせたアドバイスももらえますよ。

花壇の縁取りは見た目だけでなく、土が流れ出るのを防ぐ役割もあります。レンガを使う場合は、地面を8cmほど掘り下げ、砂利層を敷いて安定させるのがポイント。私はDIY初心者だったので、最初は簡単な木製の枠から始めました。今ではレンガで縁取りした本格的な花壇になっています。

また、植物を配置する際は「背の高いものを奥に、低いものを手前に」という鉄則を守ると見栄えが良くなります。これは窓からの景色も考慮して、奥の植物が手前の植物を隠さないようにするためなんですよ。

ステップ4:ハードスケープ要素を追加する

「ハードスケープ」とは景観を構成する「人為的で硬質」な要素のこと。

たとえば、石垣や壁、石や岩などが含まれます。

植物だけでなく、小道やベンチなどの構造物も庭の重要な要素。実用性と美観を両立させましょう。

  • 飛び石やウッドチップで小道を設置して動線を確保する
  • ガーデンオブジェやランタンでアクセントをつける
  • くつろぎスペースとしてベンチやデッキを配置する
  • 石やコンクリート平板で段差や区切りを作る

ハードスケープはデザイン性だけでなく、庭での過ごし方を左右する機能面 も重要です。例えば小道は、単に歩くためだけでなく、花壇に近づいて植物の手入れをするためにも必要ですよね。

我が家では初めに動線を考え、よく歩く場所にはコンクリート平板で小道を作りました。雨の日でも靴が汚れないのがありがたいです。その後、くつろぎスペースとして簡易デッキも追加。市販のコンクリート平板を敷き、その上に木材を並べるだけの簡単なものですが、椅子とテーブルを置いたら素敵な空間になりました。

素材選びのポイントは、建物や庭のコンセプトとの調和です。和風なら自然石や竹、洋風ならレンガやタイル、モダンならコンクリートやアルミが合います。また、メンテナンス性も考慮して。天然木は風合いが良いけれど定期的な塗装が必要になるので、忙しい方は合成木材の方が長持ちしますよ。

また、照明も忘れずに。ソーラーライトを小道沿いに置くだけで、夜の庭が幻想的な雰囲気になって楽しめます。我が家では飛び石の間にソーラーライトを埋め込み、夜の道しるべにしています。

ステップ5:植物を選んで植える

いよいよ庭の主役である植物の出番です。環境条件に合った植物選びが成功の鍵となります。

  • 日照・水はけに合った植物を選ぶ
  • 初心者にはパンジー・マリーゴールドなど育てやすい種類から始める
  • 季節ごとに花が楽しめるよう植物を組み合わせる
  • 根鉢をほぐして植え、たっぷり水やりをする

植物選びで大切なのは、「理想」より「現実」を優先すること。憧れの植物があっても、自分の庭の環境に合わなければ育ちません。日照条件と水はけの良し悪しに合わせた選択をしましょう。

初心者におすすめなのは、丈夫で育てやすい植物から始めること。私の初心者時代の救世主はマリーゴールドでした。強い日差しにも負けず、水やりを忘れても耐えてくれる強さが心強かったんです。

また、一年を通して庭を楽しむなら、季節ごとの花を組み合わせるのがポイント。春はパンジーやチューリップ、夏はマリーゴールドやサルビア、秋はコスモス、冬はクリスマスローズといった具合に。私の庭では「いつ見ても何かが咲いている」状態を目指して、少しずつ植物を増やしていきました。

植え付け時のコツは、苗選びから。ホームセンターでは「茎が太く葉が青々とした苗」を選ぶと失敗が少ないです。植える時は根鉢を軽くほぐして広げ、植え付け後はたっぷり水やりすることも大切ですよ。

最初は鉢植えで様子を見てから地植えにするという方法もおすすめ。私も最初は鉢で育て、元気に育つ場所を見つけてから花壇に植え替えていました。これなら失敗も少なくて済みますよ。

※庭造りに必要な園芸グッズの選び方はこちらの記事が参考になるかと思います。

【保存版】庭造りで必須&あったら便利!買って後悔しない園芸グッズ10選
庭造りに必要な園芸用品を初心者向けに解説!スコップや剪定ばさみなどの必須アイテム10選と、あると便利な収納・作業効率アップグッズまで、用途や価格帯を詳しく紹介。これから庭づくりを始める方は必見の園芸グッズ完全ガイド。

庭造りの進め方のまとめ

今回は庭造りの基本的な進め方を紹介しました。庭造りは一朝一夕にできるものではなく、少しずつ完成させていくもの。だからこそ、計画的に進めることが大切なんです。

改めて、庭造りの進め方のポイントをおさらいしましょう。

  • コンセプト設計で庭の目的とスタイルを明確にする
  • 環境条件(日照・水はけ)を必ずチェックしてから植物を選ぶ
  • 花壇作りでは縁取りと土壌改良を丁寧に行う
  • ハードスケープは実用性と美観のバランスを考える
  • 植物は環境に合った丈夫な種類から徐々に増やしていく

私自身、庭造りを始めた頃はたくさん失敗しました。でも、その失敗から学んで少しずつ改善していくプロセスも庭造りの醍醐味。理想の庭が完成するまでの過程を楽しんでくださいね。

今回ご紹介した庭造りの進め方を参考に、あなただけの素敵な庭空間を作ってみてください。植物が元気に育ち、季節ごとに表情を変える庭は、きっと大きな喜びと癒しをもたらしてくれますよ。

それでは、素敵な庭造りライフをお楽しみください!

コメント

error: 右クリックはできません。