はじめまして。「園田つぐみ」と申します。
40代の主婦で、近所のスーパーでパートをしながら、毎日のんびりと庭いじりを楽しんでいます。
子どもの頃から自然や植物に興味があった…というわけではなく、私が本格的にガーデニングに目覚めたのは子育てがひと段落した頃でした。
家の中が少し静かになったある日、ふと庭に目をやると、そこには雑草でいっぱいの荒れた景色が広がっていました。
洗濯物を干すたび、窓から眺めるたびに「このままじゃもったいないな」と思い、気がつけば小さなスコップを手に草をむしり始めていたんです。
最初は「とりあえずきれいにしよう」という気持ちだけでした。でも、空いたスペースに試しにビオラの苗を植えてみたら、思いのほか元気に育ってくれて、それが私にとって大きな喜びになりました。
小さな花が風に揺れるのを見て「こんなにうれしいものなんだ」と心から感じた瞬間、ガーデニングの魅力にすっかりとりつかれたのです。
わが家の庭は南向きで日当たりがよく、広さはそこまでありません。けれど、その小さな庭だからこそ「何を植えようか」と工夫するのが楽しくてたまりません。
春にはチューリップやビオラ、夏はミントやバジルなどのハーブ、秋はコスモス、冬はパンジーやシクラメン。食卓に彩りを添えたくて、家庭菜園コーナーではミニトマトやサニーレタスも育てています。採れたての野菜を食べると、子どもが「スーパーのより甘い!」と喜んでくれるのも、私の密かな幸せです。
もちろん、うまくいくことばかりではありません。水をあげすぎて根腐れさせてしまったり、気温の変化に気づかず大切な苗を枯らしてしまったり…。
ある夏には、欲張って苗を植えすぎた結果、庭がジャングル状態になり、蚊にさされながら必死で剪定したこともありました(笑)。
でも、そんな失敗の一つひとつが、次の工夫や学びにつながっていきます。植物は素直で、少し手をかければ必ず応えてくれる存在。その姿に励まされ、私自身も毎日元気をもらっています。
家事の合間に庭に出て、草花に声をかけたり、枯れた葉を摘んだり。ほんの数分のことでも、心がすっと軽くなるのを感じます。
家族もだんだん庭に興味を持つようになり、「この花かわいいね」と会話が増えたり、息子が自分で摘んだミントをアイスに添えて楽しんだり…。
植物を通して家族との時間まで豊かになっていることに気づくと、庭づくりは生活の一部なんだとしみじみ思います。
このブログを通して伝えたいこと
このブログでは、庭づくりや植物のお世話にまつわるあれこれを、私の実体験をまじえながら、のんびりご紹介していきます。

庭があるけど、どう手をつけたらいいかわからない

植物を育ててもすぐ枯らしてしまう……

忙しくて手間はかけられないけど、ちょっとだけ緑を楽しみたい
――そんな方に、少しでもヒントや安心を届けられたらうれしいです。
私のモットーは「日本中の家の庭に、もっと緑を」。
広いお庭がなくても、ベランダに小さな鉢植えを置くだけでも十分なんです。
お花ひとつ、グリーンひとつがあるだけで、おうちの空気がぐっとやさしくなり、心に小さな余白が生まれる気がします。
慌ただしい毎日の中で、植物に触れるほんのひとときが癒しの時間になる。そんな瞬間を一人でも多くの人に感じてほしい――
それが私がこのブログを続ける理由です。そして、同じように庭や植物を愛する仲間とつながれたら、こんなに素敵なことはありません。
これからは、季節ごとのおすすめ植物や、初心者さんでも育てやすいお花、使ってみて本当に役立った園芸グッズ、さらには私自身が経験した「ちょっとした失敗談」まで、赤裸々に綴っていくつもりです。
完璧な庭づくりを目指すのではなく、暮らしの中に「緑のある心地よさ」を取り入れるきっかけになれたら、とても幸せです。
お庭に、そして心に、少しでも緑が広がっていきますように。
